すぺしゃる足
2008- 7/28

去年からずっと欲しかったOHLINSのDFV。



モーターショーやカレストでのイベントでずっとER34用のが欲しいと訴え続けていたのだが、


まったく発売される様子が無い。





7/26に例によってカレストでイベントがあったので意を決して聞いてみることにした。




特注でも良いので作ってくれないかと。




だが、残念ながら答えはNo。






本国(スウェーデン)にお伺いを立てずに勝手に動くわけにはいかないという理由と

作れることは作れるが、ちゃんと実走テストをせずに出すわけにはいかないから。





カレストのM氏とともに色々アプローチをかけてみるがやっぱり無理。





今後の開発も35RやFit(!)、デミオ(!!)と続いているため当分ありえないということもわかった。









(#^ω^)・・・・・・・・






俺に言わせりゃFitやデミオ用を作るほうがありえねぇよ!!www


・・・・が売れている台数(+今後売れる可能性)を考えると反論できないwww








そこで34Rのを何とか流用できないかという発想になる。


34Rの車高調は流用可能なのだが、フロントの長さが異なる。(四駆であるため、34Rの方が短い)




よって目一杯上げた状態でもERではベッタベタになってしまう。というか中で干渉して走れないぐらいに。







実際にどれぐらい長さが違うのか、M氏に調査してもらうことに。


ピットで持ち上げてもらって長さ測定。


実寸で50mm違うことがわかった。50mmといったら結構な長さだな・・・。




どうやってこの差を埋めれば良いんだ?( ゚д゚ )






そこで思いついたのがなんとかして嵩上げできないものかと。


調べてみるとMOONFACEというメーカーからアッパーマウントのスペーサーが出ていた(・∀・)




こいつを挟めば28mmアップできる。


車高調自体の調節幅は基準点より±15mm。ということは43mm?


もうちょっと欲しいな。微妙に足りない(´・ω・`)






う〜〜ん、他になにか画期的なアイテムは無いのか。


と探していたらとあるショップのサイトに行き着いた。







どうやらOHLINSの仕様変更を請け負っているらしい。ふーん。




中をよく読んでみたら、かなりのカスタマイズ幅。





あれ?対応車種の一覧を見ていたら



GT-S ECR33&ER34 ※DFVモデル アルミシリンダータイプ




という文字が・・・・・。








おいおい。

ER34用のDFVは無いはずなのだが!?(;゚∀゚)









こ・・・これはもしかして・・・・・・!?((((;゚∀゚)))))







俺は興奮状態で問い合わせのメールを書く。


仕事中なのは気のせい。








夜になったらメールが返ってきた。




どうやら34Rのをベースに作ったものらしい。

しかもER34用にちゃんとセッティングをして。

値段も納得がいく値段。











このショップの代表はなんとOHLINSの開発テストをされている方でOHLINSを知り尽くしている鉄人。

しかも全日本ジムカーナで優勝経験もあるバリバリな方。








これは・・・・いける!!!


2008- 7/29

というわけで、R34NWの仲間に報告して自分の望む仕様を伝えるメールを書く。



俺が望んでいるのはとにかく街乗りでの乗り心地重視。

ただしメーターを振り切るレベルでの高速巡航もするので、その域でも安定するというのが条件。



そういった感じで何度かやり取りをして仕様を決定→作成依頼となるらしい。





翌日になったら仲間3人がメールを送っていたことが判明。


ちょwwwwwwおまwwwwwwwwwww






一応メールには「34乗りの仲間からもオファーがあるかも」とは書いたが

まさか数時間のうちに同じ車から4件の見積もりがくるとは思うまい(笑







スプリング付で注文しても良かったのだが、せっかくSPLダンパーなのでスプリングも最強クラスにしようと。





達した結論はHYPERCO(ハイパコ)。

知りたい人はググってください(´ω`)




非常にリニアなスプリングで今回のダンパーと相性が良いはず。










高いけど。










次にやっておくことはカレストへの確認。



M氏に電話をかけてみると、向こうでも34R流用を検討していてくれたらしく、やっぱりMOONFACEのスペーサーを発見されていた(笑






ダンパーはなんとかなったのでスプリングを買うつもりだと伝える。


ハイパコの取り扱いができるかと聞いてみたら調べるということで1回中断。








その後折り返しかかってきてOKとのこと(・∀・)







ショップからは昼過ぎに返事が返ってきていて正確な見積もり等をもらえた。

あ、最初の見積もりより更に値引いてもらってる・・・・。

おそらく仲間を紹介したからだと思われ・・・・(・∀・)






考えているスプリングのスペックで問題ないかの確認をする。



細かいアドバイスを貰い、バネレートも決定。


2008- 7/30

超注文。


2008- 8/ 4

いきなりダンパー到着Σ(゚д゚;≡;゚д゚)





でかっ

箱、でかっwwwwww

携帯は大きさ比較





OHLINS

中は燦然と輝くOHLINS。





フロント

フロント


34R用はもう5〜6cm短いのだが、ER用にしてあるので長い。





フリクションレスシート

フリクションレスシート


スプリングとロアシートの間に挟む薄いヤツ。


これがスプリングが伸び縮みをしたときの捻れをスムーズに行い、乗り心地を向上させる。





アッパーマウント

CUSCOのアッパーマウント


ついにピロアッパーになってしまった・・・。


CUSCO製は定評があるので問題ないが。





リア

リア





さぁ、取り付けが楽しみですよ?(・∀・)


2008- 8/ 6

スプリングが入荷(・∀・)



取り付け日は8/10に決定。


2008- 8/10

はいぱこ

はいぱこ





装着

装着(`・ω・´)











・・・・・・・・が、ここでとんでもない事実が発覚。








今までの車高にすると最低地上高を確保できない。

サブタイコのクリアランスが満たさなくなる。




ちょっと待て。去年末この状態で車検通したやんwwwwww







仕方ないので車高を上げたら、


車高を上げるとタイヤが外側に出るというマルチリンクの特性が炸裂し、




今度はフェンダーからタイヤがハミ出た。

ほんのちょっとだけ。でもカレストとしてはこのまま非合法の車を外に出すわけにはいかないので厳しく見られた。





応急処置

仕方なく応急処置



nismoのフェンダーモールを付けた。

これで9mm外に余裕ができる代物。




パッと見それほど目立たないから良いか・・・(;´Д`)






さて、気になるインプレだが、



大きな段差を乗り越えたときだと「ドスッ」という振動があるが、それは突き上げる感じではなく不快感はない。



今までのTEINの足では跳ねてしまうような悪路でもピッタリと張り付いて良い感じ。


場所によっては振動が来なくて心底驚いた。





まだ数kmしか走ってないのでこんなもんしかわからないけど、前とはかなり違う。







しばらく走って馴染ませたら、しっかりアライメントを取るか。




今の車高に耐えられないので、サブタイコの小さいマフラーを探すことにする(゚∀゚)

もう4年半以上使っているので、そろそろ良いかな と。



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