〜 R34奮闘記 〜(07- 1/20〜07- 2/10)

2007- 1/18


せっかく外装は直ったのだが、クラッチが滑り始めているとのこと。






ずっと乗り続けていると気づきにくいもんだな。





というわけで、交換を決意する。




純正のクラッチ板のみ交換すれば安く済むことはわかってはいるが、とりあえず社外品の調査。









まず考えなきゃならんのは素材。



メタル(色々配合されてるの含む)やカーボンがある。



強化であればメタルが主流だが、非常に扱いにくくなる。

最近は純正同様の扱いやすさである製品も出てきているけど。




カーボンは軽くて扱いやすいが、値段が高い上に長期間のナラシが必要。


でもカーボン好きの俺には非常に魅力的な素材・・・・。








扱いやすさ(踏力が少なくて済む+半クラが使いやすい)が絶対条件なのでそっちに重点を置いて探そう。










細かいことだけどER34(のターボ)のクラッチはプル式。

プッシュ式に比べて踏力が少なくて済む。GT-Rなんかにも採用されている。





社外品でプル式のってほとんど存在しない。



各メーカーはどうしてるかっていうと、プッシュ式のを変換して付けるらしい。



プッシュ式にすると重くなるんだろうな・・・・・。









というわけで、思いつくクラッチメーカーのサイトを覗く。



・ORC →ttp://www.oguraclutch.co.jp/

34の設定あり。ただしプッシュ式に変換。
カーボン設定あり。マルチプレート設定あり。
さすが小倉といった品揃え。



・OS技研 →ttp://www.osgiken.co.jp/

34だけ設定なし('A`)
これ以上調べる気になれず。



・ATS →ttp://www.a-t-s.co.jp/

34の設定あり。これもプッシュ式に変換。
カーボン設定あり。マルチプレート設定あり。
このメーカーはカーボンクラッチの先駆者だからなぁ。



・EXEDY →ttp://www.exedy.co.jp/racing/

OEMとしても有名なメーカー。
34の設定あり。プル式のまま(゚∀゚)
カーボン設定あり。マルチプレート設定あり。
どうやらプル式の特許をこの会社が持っているため他社が使えないらしい。



・他

ま、どうでもいいや(酷









この中で頭一つぬきんでてるのはEXEDY。


プル式のままであるのは大きい。







さて、現状では純正のままでも良いのかもしれないけど、

19インチにインチアップして駆動系に負担をかけてる上に今後パワーを上げる(!?)となると無駄な買い物になる。





メタルはどうしても扱いにくいイメージが強いためカーボンにしたい。




となるとEXEDYのカーボンになるのだが、ふとセレクションガイド(ttp://www.exedy.co.jp/racing/pro/selection.html)を見ると



カーボンシングルの適するトルクは350Nmぐらい。




ん〜と、34の純正トルクは34kg-m(≒333.2Nm)であるからにして




ギリやんΣ(゚д゚;≡;゚д゚)






これだとブーストアップしただけで超えるじゃないか。






ツインプレートだと550〜600Nmなのでタービン交換しても耐えられる。






そんなん要るか?って話もあるが。










となると今後のことを考えてツインプレートかな。




カーボンのツインプレートの製品は2種類ある。


Hyper D-CORE と Hyper Carbon Series



前者がセミカーボンで後者がフルカーボン。

前者の方が扱いやすさ、騒音に重点を置いているらしく、10,000円ほど高い。







この時点でかなりHyper D-COREに傾く。











なにやらカーボンクラッチが全製品リニューアルしたらしく、SXコートというのが処理されているらしい。



謳い文句が本当なら、長期間のナラシが不要と。






ホントかよオイ(;´Д`)















とりあえず調べるのはこれぐらいにしておくか。





2007- 1/20


クルマの修理が無事に終わり、ついでにミッション/デフオイルの交換をしている最中に顔見知りの店員T氏に聞いてみる。












Hyper D-COREツインをそのまま注文(何




しかも運良くnismo祭だったので、クラッチラインを15%引きで一緒に購入。

あとは日産純正フルードや純正部品のレリーズベアリングも一緒に。





2007- 1/28


日記の方にも書いたけど、クラッチの検証。



状態は「滑っている」じゃなくて「滑り気味」なんだけど、この状態がいつまで保つか。それはわからない。











んで、走行中に気づいたのだが、元々5速2000rpmで80km/h出るはずが、70〜75km/hになっている。





・・・・・・・・・・・・・はて?(;´Д`)














激!嫌な予感!





2007- 1/30


カレストから電話がかかってきた。




届いた模様(゚∀゚)







ただミッションを下ろしたりクラッチラインを交換したりする作業上、2日は預からせてくれ とのこと。



まぁ、仕方ないか。デリケートな部分だし。


代車も手配してくれるって言ってるし。

車名を先に言われてしまい、楽しみが減ったが(何






ついでに純正部品で交換した方が良さそうな物(ブッシュやらベアリングやら)の調査依頼をしておく。

俺が世話になったことのない人なのだが・・・・大丈夫なんだろうか( ̄▽ ̄;

34GT-tには設定のないnismoのレリーズピポットの話が出てきたからな・・・注意しておこう。





2007- 2/ 4


部品が届いたのでカレストへ。



ついでに変えといた方が良い部品も何点か。



パイロットベアリングとかシフトブーツのラバーとか。






ん?シフトブーツ?







あ。そうか。ミッション下ろすからシフトレバー引っこ抜くんだっけ。





あ。シフトレバー抜くのか!? Σ(´・ω・`)






実はいずれやろうと思っていたことに34ターボ後期のシフトレバー流用がある。

後期の方が前期より若干シフトレバーの長さが短い。


nismoのソリッドシフトってのが75mm短くなるんだけど、そこまでは必要ないし。



第一nismoを買うと17,000円ぐらいするのだが、純正流用だったら4,000円ぐらい。こっちの方が良い(;´ω`)




簡単だし安いのでそのうちやろうと思っていたのだが、せっかく外すんだったら一緒にやっちゃおうかと。

どうせ工賃一緒だし。






部品番号を調べてもらっているうちに、この前電話してきた店員Y氏とクラッチの箱を開封してみる。



















Hyper D-CORE Twin



俺&Y氏「おおーーーー」





取り付けたら見えなくなる部品なのに、鮮やかな色にする意味はあるのだろうか(;^ω^)

特にORC(笑
→ttp://www.oguraclutch.co.jp/orc/orc_organic.html







nismoのレリーズピポットだけど、やっぱり34のGT-tにはつかない。

多分クラッチの機構が違うから。








支払いを済ませて代車のところへ。













LATIO

LATIOだ。

色もこれを想像していたのでちょっとビックリ。









Y氏「はい」

と鍵を渡されたのを・・・・・・・・・・・・・鍵?Σ(゚д゚;≡;゚д゚)










鍵?



鍵どこ?(;´ω`)










って、







Σ(゚∀゚)



変なダイヤルしかねぇ!!!





OKわかった。


Y氏助けてくれ。






どうやらこれはインテリジェントキーとかいう代物で、ポケットの中に入っているだけでドアの開閉等が出来るらしい。




ドアの開閉は親父のRAUMがそうだから驚かないが、なんとエンジンもかかるらしい。






おそるおそる変なダイヤルをひねってみる。







きゃしゃしゃしゃしゃ・・・・・ぶぉーん



かかった・・・・・。






















きめぇwwwwwwwwwwwww











走り出してみる。恐ろしく静かだ。




60km/hあたりからロードノイズがやたらと気になり始めるけど。




あと、思ったよりブレーキが効く。



というか、ちょっと踏んだだけで結構効きやがるのでコントロールは結構しづらい。







うん。結構面白い車だね(´ω`)






というわけで、今度の土曜日まで代車生活。

平日は車使わないから、生活もクソもないんだけど(何





2007- 2/ 7


いつもお世話になっているM氏から電話がかかってきた。





M氏「クラッチの交換終わりました」



俺「おおー」



M氏「確認をしていて気づいたんですが、YO$HIさん コイルまわりってなんかイジってます?」



俺「(激・嫌な予感)イグニッションコイルのことですよね?ノーマルっす」



M氏「なんかボクサーエンジンみたいになっちゃってますよ」



俺「イグニッションコイル\(^o^)/オワタ



M氏「コンサルをかけてみたら、イグニッションコイルが1つ×になってました」







ああ。やっぱり・・・・・。






去年の夏に発病して騙し騙し乗ってたからなぁ。

エンジン切ってまたかけると直ったりしたもんで。










イグニッションコイルはRBの持病の1つだからなぁ(´・ω・`)




そして純正を買うより、スプリットファイアのダイレクトイグニッションコイルを買った方が安いという罠。






どうすっかなぁ・・・・・今なら30%オフらしいんだよなぁ・・・。










元々交換するつもりだったけど、とりあえず保留で(´・ω・`)





2007- 2/ 9


・・・・・・・・・と思っていたのだが決意。








調子が悪いんだから直す!!




せっかくスプリットファイアの製品が安いん上に、どうせ変える部品なんだから不安要素はなくしてしまおうと。




朝一でM氏に電話をする。




工賃は結構な額を覚悟していたが、全然高くなくて安心。

RB25(20も)は超弩級のプラグ交換しにくい車だからな。






電話を切った後にプラグの話をし忘れていたことを思い出した。



ま、いっか(;´ω`)















・・・・・と思ったら夕方電話がかかって来て、プラグを1本外してみたら電極が結構減っているとのこと。





焼け具合を聞いてみると奇麗に焼けてるそうなので、番手は上げずにそのままで全交換。











もちろんイリジウムプラグ(゚∀゚)

純正からしてイリジウムだが(;´ω`)





2007- 2/10


朝、代車のガソリンを入れるためにちょっと早めに家を出たら、かなり早くカレストに着いてしまった。





お、俺のクルマ発見(゚∀゚)


近くにM氏とY氏が居る。





とりあえず雑談をしながら中へ。





支払いを済ませて早速乗り込む。






ん〜〜〜、クラッチの踏力はそんなに重くなってないなぁ。





エンジンをかけてクラッチを目一杯踏む。




ガラガラガラガラガラガラ





ツインプレート特有の音だな(゚∀゚)

二輪の乾式クラッチみたいな音を想像していたのでちょっと残念。

あれは「カラカラカラ」って音がする。











お、シフトレバーが短くなってる。若干だけど(´ω`)



純正だから社外品のようなカッチリ感はないのだが、十分だな。カッチリしてると五月蠅くなるし。




ショートストロークになって素早いシフトチェンジも出来るでしょう。


ホントはシフトチェンジを素早くするんじゃなくて、クラッチ操作を丁寧かつ素早く行わないといけないのだが。














ま、最初だから慎重に。









ガガガガガッ



[ガクン]



[ストン]
←エンスト






俺「(;゚∀゚)(滝汗)



M氏「(やっぱり、といった感じで苦笑い)






今まではアイドリング状態から半クラにして、アクセルを踏みながら同じ速度でクラッチを放していたのだが




クラッチが半クラから猛烈に食いつくために全然間に合わない。





一応半クラの領域はあるみたいだが・・・・?






ブオーン [ガクガクガク]






マジかよ。なんだよコレ。前より繋がり始める位置がメッチャ奥になってるじゃないか。





で、駐車場で練習してれば良いのに、外に出てしまう(馬鹿







いきなり信号。





ガクガクとスタート('A`)









前の方に見える赤信号がこれほど憂鬱になったことはない('A`)





M氏に「乗り方変えないとダメですよ」と言われたのを思い出し、今までの経験は全部リセットする!


覚えろ俺の左足!(゚∀゚)









信号5つぐらい止まったらだいぶ慣れた(゚ω゚)






でも気を抜くと身体が前の状態を覚えているのでエンストしそうになる。注意が必要だ('A`)












クラッチが食いつくようになった+プラグ新品+イグニッションコイルぱわーうpで




ご機嫌な加速力だ!!(゚∀゚)




でもクラッチが食いつきすぎて3速、4速でもTCSのランプが点滅する。


雨の日に注意しないと・・・・。


< 前の 戻る 続き >