YO$HI的タップ交換



どうも俺のMezz SA-3、撞き心地が悪くなってきた。

思った方向に撞けないとかなら、俺に変なクセがついただけと納得できるのだが。
どうも違う。明らかになにか違和感を感じる。

タップを削ってみたりしたのだが効果無し。




突き詰めてみると、力の加減ができなくなった。つまり制球能力が大きく低下している。

撞き心地がブレイクキューを使っているかのような感覚で、堅い「コンッ」って感じになってる。
シャフトにかなり振動を感じるからなぁ・・・・・。


ちょっと前まではこんなことなかったのに。



変だ。タップが堅くなってしまったのだろうか?



このまま撞き続けると、今の俺のダメっぷりに磨きがかかりそうだ。

というわけで、タップを交換することにする。







実は換えのタップは6/8(日記にも記載済み)に購入してあって、ずっと放ったらかしだった(^^;;



というわけで・・・・・・やるワケなのだが、事前にある程度情報を集めておかないとな。













そもそも

やり方知らないし(怖)


とあるページで交換の仕方が書いてあるのを発見。


キュートップサンダー、キュークランプ、皮切りナイフ・・・・・・・・・・・・・・・

へぇ・・・・・・色んな機材が必要なんだな( ̄▽ ̄;


最初の2つはあれば便利レベルらしいのだが、皮切りナイフは絶対必要らしい。


・・・・・・・・・・・・・・・



持ってねぇよ俺( ̄▽ ̄;



必需品を持たずして戦場に赴いてしまったらしく、
竹槍でB29を落とすぐらいの難度になってしまった模様。



注意書きを読むと、

「最初の数回は失敗を覚悟してください」

とある。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



タップ1個しかないから失敗できないよママン(T▽T
モーリのミディアムだからな。1個1500円もしたから幾つも買えなかった(;´Д`)




タップ交換って・・・・・・・明らかに初心者厳禁じゃないか。

最悪の場合は先角を傷つけてシャフトをお釈迦にしちまうだろうし。



よし。覚悟完了して作業しよう。


足りない分は気合いでカバーだ。
(↑高校の時からのダチであるYokokenの口癖だった)











































もっとも技術は気合いではカバーできないがな( ̄▽ ̄;;













[用意した物]

カッター、金物用平ヤスリ、サンドペーパー(80、100、150、240、600、1000、2000)、自作タップ削り



う〜〜〜む。皮切りナイフが無い時点でかなりヤバいな(^^;

カッターったって刃に幅があるヤツじゃなくて、普通のカッター(一応切れ味は抜群だが)だからな。


変に力を入れたら刃折れるし(^^;
↑昔折れた刃が飛んで手首を切った経験有り



それでは慎重に作業を進めましょう。


まず、外す前のタップ

最後の映像(ぉ


俺のブレイクキューもそうだけど・・・・Mezzのキューのタップって妙に薄いなぁ・・・・。


これにカッターの刃を当てて切り取る。

先角からある程度余裕を持って切らないと、先角を削ってしまってヂ・エンド。
力の必要な作業だけに慎重さが求められる。


ゆっくり5分ほどかけて切り落とす。


もう後戻りはできません( ̄▽ ̄;



次に先角についている残りを全部剥ぎ取らないといけない。

うあ・・・・・・・この作業の方が難しいじゃないか・・・・・。


カッターを持つ右手に全神経を集中させ徐々に削ぎ落とす。



[約1時間経過・・・・・]



なんとか傷つけずに取れた・・・・・(;´Д`)


なんか中心部分に茶色い物が残ってるが・・・・なんだこりゃ?


ま、良いか。出っ張ってないから良しとしましょう。


600番のサンドペーパーを使って表面を綺麗にする。

第一関門突破!


次にタップ側も600番で表面を削る。

モーリ ミディアム

ピンボケしててよくわからんな(^^;;


そしてゼリー状の接着剤を使って圧着!!!!



[↑実はここまでが9/29の1:30。完全に乾かす為に放っておいて俺は寝る。]



8:00前に起きて次のステップに進む。

くっついた状態


タップの方が一回り大きいので先角の太さまで削らないといけない。

ここで平ヤスリを使うのだが、ちょっと間違えると、一気に先角に傷が付く。


くっそ。これが第二関門か!!!

ホントにコンマ数ミリの世界。
慎重に作業するために、神経を磨り減らす時間が長い。


大方削ったあとに、平ヤスリからサンドペーパーに移行。

80→100→150→240→600を使い微調整を行っていく。



本当は先角から指を滑らせていってタップとの境目がわからないぐらいが理想なのだろうが、


そこまで削るってことは、タップの予備がない俺に

魂まで削れと言っているようなもんだ。


ある程度で妥協しないと、取り返しのつかないことになる(笑)


この作業で約2時間。

真っ平らなタップ



あとは楽だ。

タップに丸みを付けるために、まずは平ヤスリで先を丸くしていく。


ある程度まで丸まったら、自作タップ削りに80番をセットして削る。



微調整を行いながら100番で仕上げ。





そして完成!!!!( ̄▽ ̄

完成( ̄▽ ̄


指先に力を入れまくったからめっちゃ痛い(;´Д`)


さ、あとはShake downするだけだ( ̄▽ ̄